弁護士松浦ひとみです。
ここ数年、関東学院法科大学院で、「子どもの人権に関する法実務」という教科を教えています。
講師は私を含め3名で、全15回の講義を分担して担当しています。
ロースクールで講義、というと、大教室でたくさんの大学院生に囲まれているイメージを想像されるかと思いますが、
実際には、ここのところ、受講者は少なく、去年も今年も、何と1人!
今年は開講されないのでは、という予測を毎年裏切り、細々と、講義が続いています。
3名の講師全員参加の授業では、模擬接見の講義などもしています。
私が、事件を起こした少年になりきり、自身が担当した少年事件を題材にしながら、
生徒さんを質問攻めにして、困らせたり(?!)しながら、実践を積んでもらっています。
私の担当は、重大少年事件に関する分野です。
私自身、少年事件についてはそれなりの件数をこなしていますが、
重大少年事件については経験が豊富、というわけでもなく、
勉強しながら、逆走事件や、最近の法改正などについて、講義しています。
今年も、4月から7月まで講義が行われ、8月に成績会議を行い、無事に終了し、ほっとしています!