2016年2月3日

湘南ベルマーレ

弁護士黒澤知弘です。

 

当事務所もオフィシャルクラブパートナーとなっている湘南ベルマーレ。

今期も当事務所は、継続してオフィシャルクラブパートナーとなります。

http://www.bellmare.co.jp/officialclubpartner2016

(オフィシャルパートナー欄、上から10段目の左端に掲載されています)

 

また、当事務所のメンバーも多数参加し、

湘南ベルマーレの支援、湘南ベルマーレを通じての地域の活性化、地域の豊かさ、

幸福度を向上させることを活動目的とした「湘南弁護団」を結成しています。

 

この湘南弁護団の活動が、遅ればせながら、湘南ジャーナルさんで紹介されていました。

http://www.shonan-journal.com/archives/15328

 

「湘南ベルマーレスタッフもお勉強 クラブ支援する弁護団が法律講座

 湘南ベルマーレを支援する弁護士らで作るSDL(湘南弁護団)では

「クラブ総合力向上を目指すためには特に経済的基盤の確立、クラブスタッフの一層の強化が必要である」とし、

ニーズを踏まえた講座や研修会を実施していくとして10日、第1回目となる法律講座を開催した。

なお同団体は「専用スタジアム」も視野に入れ、法的な観点から意見を発信していくともしている。」

 

この時の挨拶の内容は添付の「ご挨拶」のとおりですのでご覧下さい。

 

ご挨拶

こんにちは。司法修習生のKです。

 

司法試験に合格すると、埼玉県和光市にある司法研修所での修習と

配属地での修習を受けることになります。

 

そして、配属地の修習は民事裁判、刑事裁判、検察、弁護の4クールに分けられ、

裁判所、検察庁、法律事務所にそれぞれ行きます。

 

私は弁護修習の時、馬車道法律事務所でお世話になりました。

 

弁護修習を経験して感じたのは、先生方が一つ一つの事件に本当に真摯に向き合っているということです。

弁護士は多くの事件を同時に抱えていますが、その人にとっては一生に一度のことであり、

弁護士という職業がどれだけ責任の重い仕事であるかということを改めて強く感じました。

 

自分の志す職業が自分の仕事ぶりによって

人の一生を左右するものであることを心に刻み、仕事をしていきたいと思いました。

 

また、先生方の法律相談に同席させていただくことで、

自分だったらどのように相談者の方に応対するかについて,その場で考える訓練ともなりました。

 

自分が妥当と考える手段と依頼者の望むことが必ずしも一致しないこと、

その場合にどうすべきかということを考えさせられました。

 

そして、先生方が依頼者への報告をまめにされていることも,とても印象的でした。

 

民事裁判では、代理人である弁護士だけが出席し、当事者は来ないことがほとんどですが、

法廷が終わると、毎回依頼者の方に報告をきっちりとされていました。

 

その姿を見て、事件についての報告と今後の展望を小まめに連絡することで、

依頼者との信頼関係を構築・維持していくのだと学ぶことができました。

 

約2か月間という短い期間ではありましたが、とても充実した修習を経験させていただきました。

 

事務所の先生方、事務の皆さんがとても優しく、温かく接してくださって、

弁護士実務を色々な角度から見ることができました。

 

修習での経験は、実際に弁護士が働いている姿を、間近で初めて見たものであり、

一生忘れることはないと思います。

 

先日、二回試験(司法修習の修了試験)の結果発表があり、

私も弁護士登録致しました(そのため,正確に言うと,題名は「元第68期司法修習生から」です…)。

 

これから数十年に亘り、弁護士として人の一生を背負っていくことになるのかと思うと、

身震いのする思いですが、一年間での修習で学んだことを元に、

今後も,貪欲に勉強し続けるという姿勢を忘れず,実務に就きたいと思っています。

                                                     2013年(平成25年)4月吉日

新事務所開設と移転のお知らせ

拝啓 私儀


 このたび、30年間在籍した馬車道法律事務所を退所・独立し、近くで新しく「星野総合法律事務所」を開設し、移転することとなりました。オープンは、本年4月1日です。

 

 1983年4月6日が弁護士登録日であり、即日、橫浜弁護士会の馬車道法律事務所にて、開業いたしました。

 30年前には、陶山圭之輔、陶山和嘉子、宮代洋一、佐伯剛の4名の弁護士が在籍しており、各弁護士はそれぞれ豊かな才能を有し、尊敬できる弁護士活動をしていました。文字通りキラ星のごとき弁護士集団の中で、一番若い佐伯弁護士と10期以上も離れて弁護士となり、先輩達のどなたも、とても若輩者の手本にできるような方達ではなく、神様弁護士の指令の下、右往左往していたのを思い出します。

 

 それでも、『自由に自分の考えで行動せよ。責任は全部ワシが取る』との言葉に甘え、伸び伸びと弁護士活動をさせていただきました。
 そんな中、私こと、本年還暦を迎える年齢となり、弁護士歴30年という節目に達しました。人生の半分を、馬車道法律事務所の弁護士として過ごしてきたわけです。

 

 そろそろ、人生としても、弁護士としても、転換時でしょう。

 

 体調を崩していた時期もあって、半引退という方向性もあり得たわけですが、体調も回復し、気力も充実し、30年間の馬車道法律事務所での経験を活かし飛躍の方向を決意しました。馬車道法律事務所の枠から外れ、新しい、星野個人の、弁護士としての高嶺に登ろうと決意しました。

 

 新しい法律事務所は、弁護士一人、事務員一人の小さな事務所です。にもかかわらず、『総合』法律事務所という大層な命名です。それは、登録している弁護士は私一人ですが、馬車道法律事務所の弁護士達、そのほか税理士、司法書士など多くの有資格者との協力体制を築くことができ、いわばネットワークとして法的サービスを提供することができる事務所だからです。

 

 どうか皆様方におかれては、これまで以上のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

 末筆ですが、皆様方の一層のご発展、ご多幸をお祈り致します。


敬具

星野総合法律事務 弁護士 星野秀紀


〒231-0013
横浜市中区住吉町6丁目69番地 馬車道STビル801
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